蔵前小学校 校舎思い出プロジェクト

2017年 5月~7月
台東区蔵前小学校

台東区蔵前はかつて過疎化の影響もあり、いくつかの小学校を統合してきました。
近年、蔵前エリアには数多くの職人やモノづくりのお店が増え住人も増加の傾向にあります。
その中で小学校の教室が足りないという状態になり蔵前小学校は増築の為の建て替えを行うこととなりました。
お世話になった校舎に感謝を表したい!という図工の先生の堀江先生のお声かけの元、藝大生のボランティアさんと共にプロジェクトに参加しました。
期間中は学校に通い、図工の授業内で子供たちが描く壁画のサポートを行い、放課後には自分に割り当てていただいた下駄箱の上のスペースに子供たちと同じ画材と道具で壁画を制作しました。

「動物たちのサマーコンサート」
蔵前小学校は都内でも数少ない、子供たちが有志で金管楽器、弦楽器、打楽器など様々な楽器を習い5年生の夏に発表をする行事を行っている学校です。
子供たちの晴れ姿と同じ台東区にある上野動物園にいる動物たちをリンクさせて作品を描きました。

制作日数:5日間(合計40時間ほど)
制作面積:おおよそ5m
使用画材:ぺんてる社製スクールガッシュ

~校舎思い出プロジェクトとは?~

ぺんてる株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は合同で、建替えや統合により取り壊される小学校を対象に、校舎での最後の思い出づくりをサポートするプロジェクトに取り組んでいます。
対象の小学校では、児童が壁に巨大な絵を描き、校舎を彩ります。
その壁画は大判ポスターにして新校舎に飾られるほか、壁画を作成する様子を「思い出写真係」となった子どもたちがデジタル一眼レフカメラで撮影し、それをフォトブックにして図書室に残します。
このイベントに必要な画材と額をぺんてる株式会社が寄贈し、キヤノンマーケティングジャパン株式会社はカメラの貸し出しや大判ポスター、フォトブックの制作・寄贈を行います。このように両社の強みを生かして、子どもたちの「思い出づくり」を支援しています。


佐藤周作 Shusaku Sato

動物墨絵師として活動する佐藤周作のページです。 作品のポートフォリオ、活動告知や発表やオーダー作品の受付なども行えます。 1985年生まれ東京都出身 2008日本大学藝術学部美術学科絵画コース卒 2008年の春より「動物」「墨」を用いて作品を描き始める。 2017年よりフリーランスのアーティストとして活動しはじめる。

0コメント

  • 1000 / 1000